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ワクモおよび害虫対策

鶏舎 写真

現在、ワクモは世界中で猛威をふるっています。日本でも北海道から沖縄まで広く生息し、特に年間を通じて温度・湿度が管理された養鶏場は、季節を問わずワクモが発生しています。ワクモに寄生された鶏は吸血による貧血で死に至ったり、ストレスによる産卵率が低下するなど、その被害は甚大なものとなっています。

ワクモの防御対策として、有機リン系、カーバメート系、ピレスロイド系の殺虫剤* などの散布がありますが、フイルドサイエンスでは、永年培ってきた除菌技術によりワクモ除去に取り組んでいます。もちろん植物エキスを主とする天然素材ですので、鶏や卵、そして人への悪影響はありません。

この他、捕獲エゾ鹿に大量に発生したダニの駆除にも、当社の植物エキス配合の専用液が使われています。

*殺虫剤は、除去する害虫や病原菌以外の生物にとっても害があり、当然、人間にとっても有害です。私たちの環境を守るためにも、フイルドサイエンスは、殺虫剤を使わないで害虫を駆除する方法を考えています。

●畜産場専用液「PCK-BS10」

牛舎 写真

畜産場や家畜保健所、検疫所などで発生する動物臭・腐敗臭に対して開発した植物性除菌型消臭液です。

「PCK-BS10」は、検査・研究で使用する動物の検体・培地などから発せられる特異な臭気の消臭にご使用いただけます。化学物質での中和や、芳香剤でのマスキングではなく、植物エキスで空気中の嫌な複合臭波長を植物波長で中和・包括・分解します。また「PCK-BS10」は、舎内の作業で気になる各種細菌の抑制作用があります。